ブラック校則をデータベース化 情報公開請求して調べた作者の狙い
伊藤繭莉
社会常識や時代に合わない「ブラック校則」を調べられるデータベースが公開されている。
千葉県流山市の男性が情報公開制度を使い、入手した校則を細かく分類してホームページにまとめた。トップ画面には「この校則必要ですか?」。サイトを立ち上げた原動力とは。
セクハラ規定や人権に関わる規定が続々
ホームページにアクセスすると、「校則の内容から探す」か「学校名から探す」を選べる。千葉県内にある121の全県立高校のうち、校則を収集した今年2月現在で、生徒の外見や行動を規制する校則を確認した119校を検索できる。
校則の内容は「服装」「装飾品」「頭髪」「化粧」「乗り物」「校外活動」「その他」の七つのテーマに分かれている。テーマごとに「下着規制」「ツーブロック禁止」「黒染め強要」などの項目が並び、クリックすると該当する高校の校則が表示される。
植山さんがデータベースを作ろうと考えたわけを語るとともに、千葉県立高校121校の校則の分析を紹介します。
ITコンサルタントの植山良…