「鬼滅の刃」縁ある地に聖なる朝日 半年ごとの絶景現る

寿柳聡
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 大分県別府市の八幡竈門(かまど)神社で22日、別府湾に昇る朝日と真東にむいた鳥居が重なる「絶景」が現れた。毎年、秋分の日や春分の日の前後に見られる。

 八幡竈門神社は、鬼と戦う人気漫画「鬼滅の刃」の主人公の姓と同じ「竈門」であることから、ファンが訪れる「聖地」。鳥居に続く石段には、鬼が一夜に100段を造れるか挑み、99段目で夜が明け逃げたという鬼にまつわる伝説も残る。

 朝日と鳥居が重なる姿はこれまで知る人ぞ知る光景だったが、この秋は、「鬼滅」効果による知名度アップで日の出の見物客も増えた。宮司は「色んな形で神社を知ってもらえ、地域に役立てばうれしい」と話している。(寿柳聡)

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