羽生結弦、スーパースラムに「ホッとした」 一問一答

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構成・大西史恭
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 欧州以外の国・地域で争うフィギュアスケート四大陸選手権最終日は9日、韓国・ソウルで男子フリーがあり、ショートプログラム(SP)で世界最高得点を更新した羽生結弦(ANA)が187・60点の合計299・42点で優勝した。羽生はこの優勝で、ジュニア、シニアの主要国際大会を全て制したことになった。演技後の報道陣との主なやりとりは以下の通り。

 ――グランプリ(GP)ファイナル、全日本選手権と大変だった。四大陸選手権に向けて、気持ちをどう立て直したのか。

 「しばらく立て直せなかったです。正直言っちゃうと。正月もトロントで過ごして。正式に曲の変更を決めた時期が分からないので、定かではないんですけど。昔のプログラムとか色々滑ってみて、その時、すごくスケートに力をもらっていたんですよね。それで、スケート楽しいなってすごく思っていて。でも、なんか、エキシビションのプログラムとか色々やったんですけど、やっぱり、競技プログラムだからこその楽しさっていうのも、やっぱりあって。そこには、なんか難しさをギリギリのところまで突き詰めて。プラスアルファで表現したい何かっていうのが、それぞれのプログラムたちに残っているんだなっていう。それを感じながら滑っていたら、いつの間にか、なんか気持ちが戻ってきたっていう感じですかね。スケートに対しての気持ちじゃなくて、自分の感情的なものが戻ってきていたなという感じ」

 ――戻ってからはスムーズだったか。

 「スムーズではないですね…

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