本マグロ1本、1億9320万円 豊洲市場で令和初セリ

【動画】本マグロ最高値は1・9億円 豊洲市場で初セリ=長島一浩、西畑志朗撮影
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 豊洲市場東京都江東区)で5日早朝、令和初となる新年の初セリがあった。毎年高値となって話題になる生の本マグロは、青森・大間産276キロに1億9320万円(1キロあたり70万円)の値がついた。記録の残る1999年以降では、昨年の大間産278キロの3億3360万円(同120万円)に次いで、過去2番目の高値となった。

 2018年10月に築地市場(東京都中央区)から移転してから2度目となる初セリは午前5時10分に始まった。威勢のいいかけ声とともに卸売場に並べられたマグロが次々と競り落とされていった。

 最高値のマグロを競り落としたのは、昨年に続きすしチェーン「すしざんまい」の運営会社。木村清社長は「お客さんに一番良いマグロを届けたいという思いだった。良いマグロを今年もお客さんにいっぱい食べてもらいたい」と語りつつ「でも(落札価格は)高いね」と苦笑いしていた。

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