ロイホ、24時間営業やめたら増収増益 従業員の負担減

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聞き手・神沢和敬
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ロイヤルホールディングス 黒須康宏社長に聞く

 人手不足に悩む飲食業界。ファミリーレストラン「ロイヤルホスト」で元日休みの導入や24時間営業の廃止を進めたロイヤルホールディングスの黒須康宏社長に、取り組みについて聞いた。

 2017年に24時間営業の店をなくし、全店の平均営業時間は15・5時間と、前年より1・3時間ほど短くしました。年に3日、店を休む取り組みも18年に始めました。営業日数や時間を短くするわけですから、お客さんの数は減る。減収を見込んでいました。

 ただ、お客さんは減りましたが、1人の消費額は増え、17年も18年も増収増益となりました。今年に入ってからも好調です。

 従業員は風邪も引けば、急用もある。人が集まりにくい早朝や深夜には、店長や料理長が穴を埋めることも多く、負担が大きかったのが実情です。

 そういった負担が軽減され…

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