日本人操縦の零戦、東京湾で里帰り飛行 エアレースで
竹谷俊之
【動画】日本人が操縦する「零戦」が東京湾上空を飛行
千葉市美浜区で4日まで開かれた「レッドブル・エアレース千葉2017」で、日本人の操縦する零戦が東京湾の上空を飛行した。
パイロットを務めたのは米国在住で、操縦士歴40年の柳田一昭さん(66)。飛行を終えた柳田さんは「感無量。東京湾の上は気持ち良かった」と話した。
機体は、1942年に三菱重工が製造した「零式艦上戦闘機22型」。所有者で、約10年かけて「零戦里帰りプロジェクト」を進めてきた実業家の石塚政秀さん(56)によると、飛行可能な零戦は世界に4機という。
石塚さんは「日本の技術遺産として飛行できる状態で保存し、日本各地で飛ばすことで平和を考える機会になれば」と話している。(竹谷俊之)
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