夏目漱石「三四郎」あらすじ 74-77

[PR]

 三四郎が与次郎に20円を貸したのはこんな経緯。

 突然訪ねてきた与次郎の顔色が悪い。珍しく落ち込んでいる。与次郎は20円をなくした、という。

 広田先生は野々宮さんから敷金を借りていた。それはよし子のバイオリンを買うためのものだった。広田先生は後に金を得て、与次郎を使いに出した。ところが与次郎は競馬でその金をすべてすったのだという。三四郎は田舎から届いた金を与次郎に渡した。

 金を心配する三四郎の元に与次郎がやってきた。算段がついた、美禰子が貸してくれる、という。ただし、美禰子は与次郎には渡さない。三四郎が受け取りに行くことになった。

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら