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東京電力福島第一原発事故で放射能汚染の不安にさらされ、平穏な生活を奪われたなどとして、福島県などから関西へ避難した171人が17日、国と東電に計約16億2千万円の損害賠償を求める訴えを大阪、京都両地裁に起こした。西日本での一斉提訴は初めて。
弁護団によると、同様の訴訟は東京や千葉、福島など10地裁・支部に起こされており、今回の提訴で原告数は計4032人に上った。神戸地裁でも月末に約40人が提訴する方針。
原告側は「国や東電は、地震や津波が発生すれば原発事故が起こると予想できたのに安全対策を取らなかった」と主張。慰謝料のほか避難にかかった交通費、地元に残った家族との二重生活による負担――などの賠償を求めている。
80人が提訴した大阪訴訟の原告団長、森松明希子さん(39)は「事故前の暮らしを取り戻すため、『放射能汚染から避難する権利』を認めてほしい」と訴えた。
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