東日本大震災以降、観光客が激減した東北地方のバスガイドが31日、大阪・梅田の阪神百貨店の物産展に集い、観光をPRした。
復興支援と銘打ち、「バスガイドにご当地の魅力を語ってもらおう」と、百貨店側が東北6県から1人ずつ招いた。
福島交通(福島市)のバスガイド八巻(やまき)ひろえさん(36)によると、観光客は例年の10%にも満たないという。「これからは裏磐梯の紅葉がきれいな季節。人間も負げてらんね。ぜひ福島へ来てくなんしょない(来て下さいね)」
物産展は9月6日まで。食品や工芸品約70店が集まるほか、物産協会の担当者が常駐する観光コーナーを設けている。