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2011年8月24日19時47分
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耐震化完了、空港4割だけ 下水道は1割強 国交省

 国土交通省がまとめた2010年度の国土交通白書の素案によると、十分な耐震化を施している下水道は14%、空港は40%にとどまっていることが分かった。東日本大震災を受け、全国の公共施設の耐震化状況を調べた。白書案は「災害時の応急活動を支える重要な基盤」として、とくに道路、港湾、空港の対策を急ぐよう求めた。

 港湾は65%、道路は74%、住宅は79%が十分に耐震化。鉄道は在来線で92%、新幹線で100%と、ほかの施設に比べて耐震化が進んでいた。

 全国の沿岸部653市町村の津波への備えも調べた。ハザードマップを整備済みなのは53%、避難計画を作成したのは41%、避難ビルを指定しているのは21%にとどまり、「重点的に強化していく必要が浮き彫りになった」と結論づけた。白書は26日の閣議終了後に発表される予定だ。

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