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2011年8月9日21時40分
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薪問題「不安を助長」 福島県伊達市長が京都市を批判

 福島県伊達市の仁志田昇司市長は9日、岩手県陸前高田市の松で作られた薪(まき)を送り火で使うことが中止された問題に対して、主催団体と京都市に対し、抗議文を送ることを明らかにした。「根拠のない不安感を助長させ、風評被害を広げ、結果的に東北の復興が遠くなる。決して容認できない」と強く批判した。

 薪は、東日本大震災の津波で倒された岩手県陸前高田市の松で作った。被災者らの願いを書き込み、京都の「五山送り火」の大文字で燃やされるはずだったが、放射能汚染を不安視する声に押され、中止された。(紺野信幸)

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