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2011年8月1日22時38分
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九電社長「知事発言、正しく伝わらず問題大きく」

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写真:玄海町議会の原子力対策特別委員会後、記者の質問にこたえる九州電力の真部社長=1日午後3時53分、佐賀県玄海町、恒成利幸撮影拡大玄海町議会の原子力対策特別委員会後、記者の質問にこたえる九州電力の真部社長=1日午後3時53分、佐賀県玄海町、恒成利幸撮影

 九州電力の真部利応(まなべ・としお)社長は1日、「やらせメール」問題のきっかけになったと指摘されている古川康・佐賀県知事の発言について「発言が社内で正しく伝わらなかったのが、問題がここまで大きくなった原因」と述べた。

 知事と会った九電幹部らが意図を適切に受け取らず過剰に反応したとの見方で、発言が結果的にやらせにつながったことを事実上認めるものだ。

 この日、同県玄海町議会の原子力対策特別委員会に参考人として出席した真部社長は、メール問題などについて謝罪。委員会後に取材に応じ、古川知事は以前から、原発について幅広く意見を聞きたいと述べていたと説明。「もし6月21日に(前副社長ら3人ではなく)私が会っていれば、知事は持論を話しているということで、それ以上は深く受け止めなかったと思う」と述べた。

 知事の発言を聞いた前副社長ら3人は直後に国のテレビ番組への対応を協議。3人の主導で、やらせメールの指示が組織的に出されていた。

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