ブラジルのリオデジャネイロで7月30日、日本とブラジルのビーチサッカーの慈善試合があった。東日本大震災で被災した子どもたちに義援金を贈るための催しで、被災地・岩手県などのサッカー少年ら4人も招待された。
試合はリオのコパカバーナ海岸で行われ、サッカー元日本代表監督のジーコさんやJリーグで活躍したアルシンドさん、リオの貧困地区に住む子どもたち約140人も参加した。
ジーコさんは「被災地の子どもたちの悲しみを少しでも和らげられれば」と語り、被災地から招待された少年たちは「日本に帰ったら、練習をもっと頑張りたい」と話した。
ブラジルで開かれる2014年のサッカーW杯公式スポンサーのソニーが主催し、NGOのセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンが協力した。(リマ=平山亜理)