東日本大震災で避難所になっている宮城県南三陸町の志津川高校で、被災者らが「三陸復興人形」作りを進めている。直径5センチほどの丸い人形で、中にはお香と「幸せになりますように」といったメッセージが書かれたカボチャの種が詰められている。
避難所でボランティアをしている東京都千代田区の男沢忠美さん(70)らが企画し、材料などを用意した。人形はケースに入れられ、27、28日に東京・丸の内で開かれる宮城県の物産展で販売される。一つ1千円で、経費を引いた金額が寄付される。問い合わせは男沢さん(090・1654・5238)へ。