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九電会長、辞意の社長を慰留 「電力供給に不安生じる」

2011年7月9日0時0分

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 九州電力の「やらせメール」問題で、松尾新吾会長は8日夜、辞意を固めている真部利応社長に対し、当面は社長を続けるよう慰留する考えを明らかにした。松尾氏は「会長と社長が代わると電力供給に不安が生じる。もう少し社長には力を発揮してほしい。人事はいま保留だ」と述べた。

 福岡市内で記者団の質問に答えた。同日夜、松尾氏と真部氏は九電本店内で会談。真部氏は進退について「会長と相談する」としていたが、松尾氏は進退をめぐる結論はでなかったと説明した。

 だが、やらせメール問題は前副社長ら会社上層部の組織的な関与が明らかになっている。電力の安定供給を慰留の理由とすることには批判が出そうだ。

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