2011年7月8日19時9分
厚生労働省は8日、東日本大震災の影響で内定を取り消された新卒者が416人になったと発表した。事業所から全国のハローワークに対して6月末までに報告された数をまとめた。
内訳は高校生248人、大学生などが168人。地域別では福島(88人)、岩手(87人)、宮城(58人)の被災3県のほか、東京が88人で多かった。地震で直接被害にあった企業に加え、風評被害で先行きの見通しが立たない旅館業などで取り消しが出ている。内定を取り消された416人のうち、217人は新しい就職先が決まったという。