石巻市、不明者１０１２人と発表　１７５８人減る

　宮城県石巻市は７日、東日本大震災による同市民の行方不明者数を今月１日の段階で１０１２人と発表した。これまでは４月段階の２７７０人としていたが、確認した結果、１７５８人減ることになった。警察庁は震災全体の不明者数を７日現在で７０１４人と発表したが、こちらも修正される見通しだ。

　同市は震災後、市民から寄せられた捜索願の重複や市外に移転した人を確認する作業を続けていた。被害が大きかったことから確認に時間がかかったという。現在判明している死亡者数は３１２８人。この中には遺体が発見されたがまだ身元がわからない２７８人が含まれている。