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被災地にキャンピングカー贈る 炊き出し用 埼玉・比企

2011年7月6日0時40分

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 太陽光発電の機能を備えたキャンピングカーが、埼玉県の比企青年会議所(JC、布施田靖寛理事長)から、宮城県のボランティア団体に贈られた。東日本大震災の被災者のための炊き出しで利用される。

 キャンピングカーは東松山市民から提供された。最近は使われていなかったため、JCの会員たちがエンジンや内装を整備した。小川町のNGO「ソーラーネット」が出力70ワットのソーラーパネルを屋根の部分に2枚取り付けた。

 3日、宮城県南三陸町で活動する団体「仙台とどけ隊」に届けた。同町での毎日百数十人分の炊き出しのため、テントや乗用車に寝ていたボランティアが今後、宿泊や休息に利用する。大人6人が宿泊でき、シャワー設備もある。

 加藤貴文・JC広報委員長は「現地のお役に立ちたいという市民の申し出を受け、ツイッターや(交流サイトの)ミクシィで提供先を探した。JCの約40人やNGOが協力した」と話す。

 JCは幅広い人とともに被災者への支援を続けようと29日、高坂カントリークラブ(同市)でチャリティーゴルフ大会を開く。プレー・参加費は1万7千円。参加費の一部や募金を義援金として日本赤十字社に寄付する。申し込みは8日まで。問い合わせはJCの須長さん(080・1132・5933)へ。

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