2011年6月24日19時22分
東京商工リサーチは24日、東日本大震災による倒産(負債額1千万円以上)が、破産準備などに入ったケースを含めて200件に達したと発表した。うち、すでに倒産したのは146件で、阪神大震災後約1年間の倒産件数144件を上回った。阪神後に比べ約4倍のペースで倒産が増えていると指摘している。
地域別では東京都の26件が最も多く、北海道14件▽福島県9件▽愛知、新潟県7件▽石川県、大阪府6件。東北6県の倒産は26件で、全体の17.8%にとどまった。業種別では建設業が21件で最も多く、宿泊業17件▽機械器具卸売業7件▽飲食店6件だった。