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カヌーでがれき撤去 スクリューなくすいすい 宮城

2011年6月9日10時18分

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【動画】カヌーでがれき撤去

写真:カヌーでがれきを片づけるボランティアたち=8日午前10時31分、宮城県石巻市、竹花徹朗撮影拡大カヌーでがれきを片づけるボランティアたち=8日午前10時31分、宮城県石巻市、竹花徹朗撮影

写真:カヌーにがれきを積み込むボランティア=8日午前、宮城県石巻市、竹花徹朗撮影拡大カヌーにがれきを積み込むボランティア=8日午前、宮城県石巻市、竹花徹朗撮影

 宮城県石巻市小渕浜の漁港で8日、ボランティア約60人が集まり、カヌーで小島に散乱するがれきの撤去をした。

 岸から数十メートルの小島には、地元漁師が「漁業の神様」として「鳥海(とのみ)様」をまつり、年1回神事を行っていたが、社ごと津波に流された。地域に入っていたボランティアが漁師の鳥海様への思いを知り、清掃を決めた。海中にはがれきが残り、スクリュー付きでは航行が難しいため、カヌーでの作業となった。

 作業にあたったカヌーデイ実行委員会の鈴木匠さんは「漁師をやめようという人も多い中、もう一度海へ出るきっかけになれば」と話していた。(小川直樹)

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