現在位置:
  1. asahi.com
  2. ニュース
  3. 特集
  4. 東日本大震災
  5. 記事

福島原発近くの湯ノ岳断層、震災後に活動 保安院が認定

2011年6月6日20時2分

印刷印刷用画面を開く

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをdel.icio.usに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlに登録

 経済産業省原子力安全・保安院は6日、福島第一原発と第二原発近くにあり、耐震上考慮が必要な活断層ではないとしていた湯ノ岳断層が、東日本大震災後に動いたことを正式に認めた。今回のような大震災の影響で動く可能性がある断層について、各電力会社に対して現地調査のうえ8月末までに保安院に報告するよう指示した。

 湯ノ岳断層は福島第一原発、第二原発から40〜50キロ南の福島県いわき市にある。大震災で誘発されたとみられる4月11日のマグニチュード7.0の地震で地表がずれたことが研究機関などによって報告されていた。保安院は「東電から5月31日に提出された報告書で正式に確認したため指示を出した」としている。(佐々木英輔)

検索フォーム

朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内事業・サービス紹介

東日本大震災アーカイブ

グーグルアースで見る被災者の証言

個人としての思いと、かつてない規模の震災被害、その両方を同時に伝えます(無料でご覧いただけます)

プロメテウスの罠

明かされなかった福島原発事故の真実

福島第一原発の破綻を背景に、政府、官僚、東京電力、そして住民それぞれに迫った、記者たちの真実のリポート

検索

亡くなられた方々

| 記事一覧