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しっかり食べて「自立支援米」 南三陸町、被災者に配布

2011年6月6日17時6分

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写真:全国から寄せられた「自立支援米」を受け取る被災者たち=6日午前9時58分、宮城県南三陸町、溝脇正撮影拡大全国から寄せられた「自立支援米」を受け取る被災者たち=6日午前9時58分、宮城県南三陸町、溝脇正撮影

 避難所から仮設住宅への入居が進む宮城県南三陸町で6日、全国から支援物資として寄せられた米を「自立支援米」として被災者らに配った。町は「しっかりと米を食べて、自立に向けて頑張ってほしい」。

 震災後、町には全国から大量の米が届けられた。避難所での炊き出しなどに使ってきたが、町内外に仮設住宅が完成し、入居者らに支援物資が届きにくくなり始めたため、これまで備蓄してきた米約60トンを1世帯20キログラムずつ配ることにした。

 津波で自宅が流され、避難所で暮らす千葉さとりさん(76)は仮設住宅への入居を希望している。「何と言っても米が一番うれしい。安心するし、勇気が出てくる」と話した。(三浦英之)

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