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4月の鉱工業指数、3月と同水準 「依然停滞」

2011年5月31日10時53分

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 経済産業省が31日発表した4月の鉱工業生産指数(2005年=100、季節調整済み)の速報値は前月比1.0%増の83.5となり、2カ月ぶりに上昇した。ただ、東日本大震災の影響で15.5%の大幅減となった3月とほぼ同じ水準で、経産省は基調判断を「依然として停滞している」と据え置いた。

 業種別では、全16業種のうち上昇と低下が8業種ずつだった。国内外の半導体製造装置が好調だった一般機械が12.8%増、震災で納入が遅れていた医療機器生産などが持ち直した電気機械は4.6%増。一方、震災の影響で部品調達が困難な輸送機械、情報通信機械は、1.5%、17.2%のそれぞれ減少だった。

 東北・関東9県の被災地の企業でみると、前月比3.8%の増加。一方、被災地以外では0.8%増だった。

 主要企業に生産見込みを聞いた「製造工業生産予測調査」では、各社とも部品供給網の回復で、5月は8.0%増、6月は7.7%増となるとみている。

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