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2011年5月29日20時45分
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東京電力は29日、福島第一原発2号機の取水口付近で、放射性物質の濃度が上昇傾向にあると発表した。海水の汚染拡大を防ぐ「シルトフェンス」の内側で、ヨウ素131は27日の検査では水中の濃度限度の130倍だったのが、28日に600倍の1リットルあたり2万4千ベクレルまで上昇。セシウム134は27倍から68倍の同4100ベクレルに、セシウム137は19倍から48倍の同4300ベクレルにそれぞれ上がった。
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福島第一原発の破綻を背景に、政府、官僚、東京電力、そして住民それぞれに迫った、記者たちの真実のリポート
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