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南北分断の三陸鉄道、トレーラーで車両移動 混雑解消へ

2011年5月28日17時2分

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【動画】南北分断の三陸鉄道、トレーラーで車両移動 混雑解消へ

写真:クレーンでつり上げて、レールに載せられる三陸鉄道の車両=28日午前11時25分、岩手県宮古市、小林裕幸撮影拡大クレーンでつり上げて、レールに載せられる三陸鉄道の車両=28日午前11時25分、岩手県宮古市、小林裕幸撮影

写真:クレーンでつり上げて、レールに載せられる三陸鉄道の車両=28日午前11時27分、岩手県宮古市、小林裕幸撮影拡大クレーンでつり上げて、レールに載せられる三陸鉄道の車両=28日午前11時27分、岩手県宮古市、小林裕幸撮影

写真:大型トレーラーで運び込まれた三陸鉄道の車両=28日午前9時59分、岩手県宮古市、小林裕幸撮影拡大大型トレーラーで運び込まれた三陸鉄道の車両=28日午前9時59分、岩手県宮古市、小林裕幸撮影

 震災で運行区間が南北に分断されている岩手県の三陸鉄道北リアス線(久慈―宮古)で、車両不足になっていた南側区間に28日朝、北側の車両1両が大型トレーラーで運び込まれた。

 北リアス線(71キロ)は現在、北側の久慈―陸中野田(11.1キロ)と、南側の小本―宮古(25.1キロ)の2区間に分かれて運行している。車両は北に11両、南には1両だけが残った。南側では朝夕、定員(114人)を上回る130人が乗車するラッシュ状態が続いていた。

 同社は混雑解消と車両点検のため、久慈車両基地から2両を国道45号で陸送。28日朝に宮古駅に到着した1両(32トン)は、クレーン2台で持ち上げ、レールに載せられた。もう1両は29日に搬入する。

 小本―宮古は、28日から一部で2両編成の運行になる。(笹円香)

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