2011年5月27日3時14分
民主・自民・公明3党の中堅・若手議員を中心とする「日本の復興と再生を実現する議員連盟(復興再生議連)」が26日、発足した。民主党の古川元久元官房副長官、自民党の鴨下一郎政調会長代理、公明党の高木陽介氏ら15人が呼びかけ人となり、3党から約150人が参加する。
東日本大震災からの復興・再生に向け、エネルギーと経済、政治制度の3分野を中心に政策をまとめ、菅政権などに提言する。当初、民・自両党のみで準備を進めていたが、2党間で議論が進むことを警戒した公明党から所属議員の約半数の19人が名を連ねた。
鴨下氏は「あくまでもここは政策中心の議員連盟だ」と政局的な意味合いを否定するが、議員同士が結びつきを強めることで、内閣不信任案採決の行方や政界再編に影響を与える可能性もある。