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神奈川県高野連加盟の184校、被災3県に試合球を贈る

2011年5月26日10時46分

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写真:被災地に届ける硬式試合球が箱詰めされた=25日午後、横浜市神奈川区拡大被災地に届ける硬式試合球が箱詰めされた=25日午後、横浜市神奈川区

 震災で野球道具を失った高校球児を支援しようと、神奈川県高校野球連盟(川井陽一会長)に加盟する184校が新品の硬式試合球1200ダース(1万4400個)などを岩手、宮城、福島の3県の高野連を通して各校野球部に寄付する。30日に発送し6月上旬にも各高野連に届ける。輸送は神奈川県トラック協会が支援する。

 他に寄付するのは、練習球60ダース、グラブとミット計7個、アンダーソックス160足などで、いずれも新品。

 3月の震災後、神奈川県高野連に各校から野球道具を寄付したいという声が寄せられていた。県高野連が被災3県の高野連に要望を聞き、不足している試合球を中心に加盟全190校に寄付を呼びかけていた。硬式試合球は1ダースで1万2千円程度で、被災した野球部が新たに購入するのは難しいという。

 名塚徹・県高野連理事長は「予想以上に多く集まった。道具を失い練習できないつらさは球児なら誰でも同じ。新品の道具を練習や試合でたくさん使ってほしい」と話した。(毛利光輝)

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