2011年5月25日22時26分
民主党の鳩山由紀夫前首相は25日の講演で、福島第一原発事故への菅直人首相の対応について「3月の時点からメルトダウンは分かっていた。なぜ今頃明らかにするのか。政策判断がどんどん遅れていることに脅威を感じている。小出しに情報を出してくるのは、命の問題に問題を残した」と強く批判した。
一方で鳩山氏は小沢一郎元代表について「覚悟を持った政治家。その覚悟の素晴らしさにひかれるものがある」と絶賛した。
そのうえで「皆様方の気持ちを整理されることが必要な時が来ようかと思う。国難の時に求められているのは、最終的な覚悟だ」と強調。民主党内に内閣不信任案に同調する動きがある中、自らも賛同する可能性を示唆したものだ。