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「日本で就職」9割志望変えず 震災後、留学生調査

2011年5月23日6時44分

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 日本での就職を希望していた外国人留学生の9割以上が、東日本大震災の後も考えを変えていないことが、毎日コミュニケーションズのアンケートでわかった。ただ、4割以上が、原発事故の影響などで今後、日本への留学生が減ると予想した。

 同社の就職情報サイトに登録する外国人留学生に、4月19〜26日にネット上で尋ねた。有効回答数は238人で、出身国・地域は中国66.4%、韓国12.2%、台湾10.1%など。

 日本で就職したいかどうか聞くと、「日本で就職するつもりだったし、今後も日本で」が90.3%、「日本で就職するつもりだったが、今後は日本以外で」は4.2%にとどまった。

 海外から日本への留学生は今後、「減ると思う」が44.1%で、「変わらないと思う」が31.9%、「増えると思う」が23.9%。

 自由記述では、「留学生をこんな状況で採ってくれるか不安」との声が出た一方、「日本を盛り上げる力になりたい」「仕事を通じて復興に貢献したい」など前向きな意見も多かった。

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