2011年5月21日18時56分
帝国データバンクの調査によると、東日本大震災の影響で倒産した企業数は17日までの集計で102社(負債総額約602億円)になった。震災から67日目の16日に100社を超え、129日目だった阪神大震災の約2倍の速さという。
被災など直接的な被害で倒産したのは13社、取引先が被災して販売が減ったといった間接的な影響で倒産した企業が89社。都道府県別では東京が15社で最も多く、岩手、宮城、福島の3県は計20社だった。業種別では、消費自粛のあおりを受けた「旅館・ホテル」が13社で最も多く、「金型製造」など自動車関連企業も10社にのぼった。