2011年5月21日12時14分
【動画】B―1グランプリ支部大会
B―1グランプリの支部大会が始まり、東日本大震災で被災した福島県浪江町からの参加もあった。避難するときに持ち出した鉄板で、焼きそばをやいていた=21日午前10時24分、兵庫県姫路市、新井義顕撮影
地元で親しまれているB級ご当地グルメが集う「B―1グランプリ」の近畿・中国・四国支部大会が21日、兵庫県姫路市の姫路城周辺で始まった。午前10時にスタートし、20のブースに長蛇の列ができた。22日まで開かれている。
みそベースのたれを利かせた岡山県真庭市の「ひるぜん焼(やき)そば」や、地元のまかない飯から生まれた愛媛県今治市の「今治焼豚玉子飯」などユニークなメニューぞろい。甲府市の「甲府鳥もつ煮」など過去の全国大会でグランプリをとった4団体も出展した。
「東日本大震災の復興支援に」と、茶色い麺が特徴の宮城県石巻市の「石巻焼きそば」と、極太の中華麺を使った福島県浪江町の「なみえ焼そば」も招待された。避難先から参加した人たちもいる。
料理は1冊千円のチケット(100円分が10枚つづり)で購入する。姫路市などでつくる実行委員会は、2日間で計15万人の来場者を見込む。(宮沢賢一)