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東北電、女川原発に3メートルの防潮堤 安全対策発表

2011年5月18日20時19分

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 東京電力福島第一原発の事故を受けて、東北電力は18日、女川原発(宮城県石巻市、女川町)の周囲に高さ3メートル(海面から17メートル)の防潮堤を設けるなどの安全対策を発表した。原発を囲むように約800メートルにわたり建設し、来年4月の完成を目指す。

 東日本大震災を受けて、経済産業省原子力安全・保安院が電力各社に安全対策の検討を求めていた。

 東北電によると、女川原発は約13メートルの津波に襲われたが、海面から14.8メートルのところに建設されていた主要施設は大きな被害を免れた。しかし、地震で敷地が1メートルほど沈んでおり、敷地から高さ3メートルの防潮堤を新たに設けて浸水を防ぐことにした。

 また、原子炉の冷却機器などを動かす電源装置を高台に設置したり、原子炉建屋に水が入らないよう扉を密閉したりするという。(福島慎吾)

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