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東日本と阪神の被災地がタッグ 復興に向け特別支援協定

2011年5月18日19時48分

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図:宮城の4市町と兵庫の4市町の地図拡大宮城の4市町と兵庫の4市町の地図

 津波で壊滅的な被害を受けた宮城県の南三陸町と女川町は18日、阪神大震災の被災地の兵庫県西宮市などと特別協定を結び、復興に向けて長期的な支援を受け入れることを決めた。

 兵庫県の西宮市、宝塚市、川西市、猪名川町の4市町と宮城県北部の登米、栗原の2市がタッグを組んで南三陸町と女川町を支援する仕組みだ。両県の8市町が21日に調印式を行う予定。

 南三陸町と女川町では津波で町庁舎が壊滅。南三陸町では職員242人のうち39人が死亡・行方不明だ。このため、支援する6市町は第1陣として、来月1日にも南三陸町に登米市から2人、西宮市から2人の職員を赴任させる方針。女川町にも兵庫県内から職員1人を派遣する。

 南三陸町の佐藤仁町長は「経験豊かなマンパワーをいただきながら、復興に向けて歩んでいきたい」。西宮市の防災担当者は「阪神大震災での復興の経験をいかしながら、被災地のニーズに応えていきたい」と話している。(三浦英之)

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