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かすんだ文字、悲しみの証し 書家、津波被害の実家に書

2011年5月16日20時48分

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写真:津波で流された実家の床に字を書く平野恭子さん=15日、宮城県南三陸町志津川、杉本康弘撮影拡大津波で流された実家の床に字を書く平野恭子さん=15日、宮城県南三陸町志津川、杉本康弘撮影

 宮城県南三陸町志津川で、東京在住の書家、平野恭子さん(34)が15日、東日本大震災の津波によって流された実家のリビングの床板に「談笑」「団欒(だんらん)」などの文字を書いた。文字をペンキでかすれさせるなどして、家庭の日常がはかなく失われた悲しみを表現したという。平野さんは「家が跡形もなくなった。悔しい思いでいっぱい」。

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