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原発周辺の海上、不明者発見できず 海保と海自

2011年5月16日19時45分

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 東京電力福島第一原発に近い海域で16日、海上自衛隊と海上保安庁が初めて行方不明者を捜索した。原発から半径4〜20キロを約8時間かけて捜したが、遺体は見つからなかった。

 福島県浪江町の要請を受けて捜索した。海保は巡視船艇3隻で、同町の請戸漁港を中心に原発から4〜10キロの海域を約4時間、海自は5〜20キロを約8時間かけて捜索。海保の巡視艇では、防護服を着た乗組員らが線量計で放射線量を測定しながら、船橋内から双眼鏡で海上を捜した。船外で活動することはなかったという。

 海保によると、活動中に放射線量が上がることはなく、捜索に支障はなかったという。同町以外の周辺自治体から捜索の依頼はなく、海保は17日以降、原発の30キロ圏外で捜索を続ける。

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