2011年5月16日18時28分
日本原子力産業協会は16日、今年初めの時点で世界で建設・計画中の原発は166基(出力合計約1億7548万キロワット)で、前年調査より26基増えたと発表した。運転中の原発は436基(3億9220万キロワット)で4基増えた。1月1日時点の調査のため、東京電力福島第一原子力発電所の事故の影響は反映されていない。同協会は「2010年は原発の開発機運が高まったが、今後の動向は不透明だ」としている。
建設中は75基。最も多いのは中国の30基で全体の4割を占めた。ついでロシアが11基、インドが8基。計画中は91基で、中国が23基と最も多く、ロシアが13基、日本が11基だった。