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地震多いパプア「日本へ恩返し」 被災地へ義援金

2011年5月16日14時43分

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写真:「がんばれ日本」と書かれたTシャツを掲げるパプアニューギニアの高校生たち=伊藤明徳さん提供拡大「がんばれ日本」と書かれたTシャツを掲げるパプアニューギニアの高校生たち=伊藤明徳さん提供

 東日本大震災の被災地を支援しようと、地震や津波が多い南太平洋の島国パプアニューギニアの高校生や教員らが義援金を集めた。「いつも助けてくれる日本へ恩返し」とTシャツの売り上げや街頭募金など計約350万円を被災地に贈る。

 首都ポートモレスビーの国立高校の生徒や、日本で教育研修を受けた政府関係者らが、現地の日本人会とともに集めた。

 英語と現地語、日本語で「がんばれ日本」と書いたTシャツ約1600枚を学校やスーパーの店頭などで販売。高校で集めた寄付約70万円と合わせ計約350万円が集まった。

 大震災の津波の映像は、地元テレビでも報道された。パプアで教育支援を続けてきた伊藤明徳さん(45)は「『Tシャツは買えないから』とポケットからありったけの硬貨を寄付してくれた男の子もいた」と話した。

 パプアでは1998年には津波で2千人以上が犠牲になった。(鈴木彩子)

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