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3号機の高濃度汚染水も移送へ 東電が計画提出

2011年5月16日5時13分

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 東京電力は15日、福島第一原発3号機のタービン建屋地下で増え続けている高濃度の放射能汚染水の移送計画を経済産業省原子力安全・保安院に提出した。了承が得られれば、今週中にも移送を始めたい考えだ。

 3号機の汚染水の総量は2万2千トン。移送先は集中廃棄物処理施設か、その近くにある高温焼却炉建屋のいずれかを予定している。この建屋は最大で約3500トンの水をため込むことができるという。すでに防水工事やホースの引き込み作業を済ませた。

 この高濃度汚染水は、坑道とつながっているとみられ、坑道の水位は上がり続けている。15日には前日より2センチ上昇し、地表まで70センチに迫った。

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