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市長も市議もヘルメット姿 宮城・岩沼で「厳戒」議会

2011年5月13日11時48分

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【動画】議会もヘルメット姿で「厳戒態勢」 宮城・岩沼

写真:ヘルメットを着用して開かれた岩沼市議会の全員協議会=13日午前、宮城県岩沼市、矢木隆晴撮影拡大ヘルメットを着用して開かれた岩沼市議会の全員協議会=13日午前、宮城県岩沼市、矢木隆晴撮影

写真:ヘルメットを着用して全員協議会に出席した井口経明市長(中央)ら=13日午前、宮城県岩沼市、矢木隆晴撮影拡大ヘルメットを着用して全員協議会に出席した井口経明市長(中央)ら=13日午前、宮城県岩沼市、矢木隆晴撮影

 震災で議会庁舎が損傷した宮城県岩沼市で13日、市の震災対応などについて議論する市議会の全員協議会が開かれた。天井の崩落などを警戒し、市長や市議ら全員がヘルメットを着用して「厳戒態勢」で臨んだ。

 議会庁舎は鉄筋コンクリート3階建てで、築37年。市の2004年の耐震調査で、「震度6強以上で倒壊の恐れがある」と判定された。今年度予算に約8千万円を計上して耐震工事をする予定だったが、その矢先の震災で本会議場の天井板が数カ所ではがれ、鉄骨がむき出しに。その後の余震で被害が拡大し、少なくとも20カ所以上が損傷した。

 昨年10月に耐震工事をした隣の市役所庁舎の大会議室を使う案もあったが、災害対策本部が使用中。ほかに大人数を収容できる場所がなく、議会庁舎での開会を余儀なくされた。(平間真太郎)

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