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女川原発、安全確認を前提に再開に理解 地元首長

2011年5月9日22時17分

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 東日本大震災で停止している東北電力女川原発(宮城県石巻市、女川町)について、同町の安住宣孝町長は9日、朝日新聞に「国が(東北電力の)防災対策を評価した上で、安全が確認されれば、基本的にはぜひ再開してもらいたい」と述べた。

 石巻市の亀山紘市長も9日の記者会見で「想定外の地震、津波が来ても対応できるような方針が前提」とした上で「再開する方向で考えていくことが必要ではないか」と指摘。いずれも条件付きながら運転再開に一定の理解を示した。

 一方、村井嘉浩知事は9日の記者会見で、両市町と安全性を確認した上で「ゴーサインを出すかどうかを決めたい」との意向を示した。

 原子炉の運転の許認可権限は国にあり、地元の首長の同意は法的な要件ではない。ただ、県と両市町は東北電力との間で女川原発の安全確保に関する協定を結んでおり、再稼働などの場合は3者の同意を事前に得るのが通例になっている。

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