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復興構想会議の委員、岩手県視察「3県で状況全く違う」

2011年5月7日20時11分

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 東日本大震災の復興ビジョンを話し合う復興構想会議のメンバーが7日、岩手県を訪れた。福島県、宮城県に続く視察で、大船渡市と陸前高田市の被災地で被害の状況や仮設住宅の建設などについて説明を受けた。大船渡市の戸田公明市長は、被災した住宅を公的資金で買い上げ、住民の高台への移転を促す仕組みの創設を求めた。

 五百旗頭(いおきべ)真議長は「この世の姿とは思えない惨状だ。ただ、原発事故で自宅に戻れない福島県とは事情が異なり、3県でかくも状況が違うのかと衝撃を受けた」と感想を語った。

 県庁では達増拓也知事と意見交換。五百旗頭議長は岩手県平泉が世界遺産の登録勧告を受けたことに触れ、「うれしく思う」と祝福。達増知事は「復興のシンボルになる」と語った。

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