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中部電、浜岡原発停止向け協議入り 結論は持ち越し

2011年5月7日17時12分

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 中部電力は7日、浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)の全3基の停止を求めた菅直人首相の要請を受け入れる方針を固めた。この日午後に名古屋市の本店で臨時取締役会を開き、停止に向けた協議に入った。最終的な判断は持ち越した。

 中部電は「首相の要請は重い」(幹部)として、定期検査中の3号機に加え、稼働中の4、5号機も含めた全面停止に向け調整中だ。

 この日の取締役会では、全面停止した場合の夏場の電力供給や、火力発電用の燃料調達の見通しを議論。さらに、企業収益の見通しや津波対策など影響を幅広く話し合ったという。しかし、「検討内容が極めて重要な事項であり、顧客や発電所の地元、株主に多大な影響を与える」ことから継続審議にしたという。

 中部電は定期検査中の3号機を7月までに再開し、すでに運転を終えた1、2号機を除き、すべて稼働させる計画だった。

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