2011年5月4日19時6分
菅直人首相の諮問機関・復興構想会議の五百旗頭真議長らが4日、宮城県で被災自治体の首長らと意見交換した。会議メンバーでもある村井嘉浩知事は「規制緩和などを一つ一つ構想会議で議論していたら時間が足りない」とし、個別事案は下部組織の「検討部会」で対応することを求めた。
南三陸町の佐藤仁町長は終了後、「構想会議の議論から原発問題は外した方がいい。復興に向けて議論している我々とはかみ合わない」と述べた。五百旗頭氏は「(被災地の意向を)受け止めてサポートできるよう努めたい」と話した。