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震災被災の小学生ミニバスケ・女川に笑顔 プロと交流

2011年5月4日12時14分

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写真:子供たちにハンドリングを教える大神拡大子供たちにハンドリングを教える大神

 東日本大震災で被災した小学生のミニバスケットボールチーム「女川フィーバーエンジェルス」(宮城県女川町)に笑顔が戻った。3人のプロ選手が3日、女川第一中の校庭を訪れ、メンバーとシュートやパスをして楽しんだ。

 フィーバーエンジェルスは3月の全国大会に出場する予定だった。しかし震災のため大会は中止。しかも自宅が津波で流されるなど、今も不自由な生活を続けている選手が少なくない。

 そこで、女子Wリーグの大神雄子(JX)と男子日本リーグの竹内公輔(アイシン)、bjリーグで震災のため活動を休止した仙台の高橋憲一が激励に駆けつけた。

 フィーバーエンジェルスの前主将で、女川第一中に進学した橋本華奈さんは「きょうは全部楽しかった」と笑顔。同チームの卒業生は、今後は中学で県大会出場をめざす。

 今も同中は震災の影響で平日に部活ができないなど、練習環境は厳しい。それでも顧問の工藤敏之さんは「震災後初めて練習したとき、みんな喜んだ。こういう時こそスポーツは必要」と語った。

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