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福井・福島両知事、原発安全対策で意見交換

2011年5月1日23時7分

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 福井県の西川一誠知事は1日、東日本大震災後に初めて福島県の佐藤雄平知事と会い、福島第一原発の事故について意見交換した。国内最多の原発立地県として、福島県とともに安全対策の強化を国に求めていくことなどを確認した。

 福島県の災害対策本部で、両知事は非公開で会談。西川知事は会談後、「国の安全対策になお不十分なところがあり、福島県と一緒に国への要請を進めたい」と記者団に話した。福井県によると、佐藤知事は「県民は日々局面が変わるため、不安な状況にある」と述べたという。

 また、西川知事は政府の原子力災害現地対策本部で経済産業省の池田元久副大臣にも会い、事故の早期収束を求めた。(足立耕作、笹川翔平)

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