2011年4月28日20時12分
民主党は28日、東日本大震災の被災自治体の地方選を年末まで延期できるようにする方向で調整に入った。野党と協議し、5月中に特例法の成立を目指す。
4月の統一地方選で行われる予定だった自治体選挙は、すでに特例法により9月22日まで延期できるが、職員が震災対応に追われている自治体も多いため、新たな特例法で年末まで再延期できるようにする。今年中に任期満了となる被災自治体の地方選も年末まで延期できるようにする。
総務省は当初、来年5月末まで延期する方針だったが、衆院解散・総選挙を縛りかねないと懸念する野党側が「長すぎる」と難色を示し、民主党も同調した。