2011年4月27日10時47分
福島県三春町の出身です。「がんばってね」とは言えません。まるで対岸の火事のように聞こえるから。「同じ気持ちでいるよ」。そう伝えたい。
山のテントにこもったまま何日も思うようにいかなかった時、「明日も太陽は昇る。心が参ると体も参る」と考えて健康維持に努めました。両手をこすって温め、ほおを包んでみてください。唾液(だえき)で口が潤い、ほっとします。靴下を脱いで2人で向かい合い、足の指や土踏まずをもみほぐすと緊張がほぐれます。両手で耳を軽く外に引っ張り、耳たぶをマッサージしても体が温まります。親指と人さし指の間のツボ「合谷(ごうこく)」をぐっと押すと、肩まで刺激が来ます。
もう一つ大事なのは深呼吸です。こういう時こそ、うつむかずにグッと胸を張り、息を吸い込みましょう。冷静になり、考えもうまく回るはずです。
千年に一度の災害を生き延びたのです。被災地を「新興」させてください。できるだけ多くの人にカンパを呼びかけます。