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裁判員候補、被災14市町で呼び出し見合わせ 仙台地裁

2011年4月26日20時12分

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 仙台地裁は26日、宮城県内の裁判員候補者名簿に登載された人のうち、東日本大震災で津波被害に見舞われた14市町の2030人に半年程度の間、呼び出し状を送らないと発表した。

 対象は気仙沼市、石巻市などで、仙台市については若林、宮城野の2区に限定する。地裁は「被災地の候補者に呼び出し状を送ると書類返送などの煩わしさが生じるため、控えることにした。残る地域の候補者が約3千人おり、公平性は保たれる」と説明した。

 14市町以外でも、親族が被災するなどして裁判に関わるのが難しい場合は、柔軟に対応するという。

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