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ホンダ国内生産6割減 3月、下げ幅最大 他社も大幅減

2011年4月25日14時29分

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 ホンダが25日発表した3月の国内生産実績は、前年同月比62.9%減の3万4754台だった。3月11日に発生した東日本大震災の影響で、国内の全工場が生産を一時停止したためだ。下落幅は比較可能な1997年11月以降で最大。単月ベースの国内生産台数としては最低となった。

 生産減によって輸出も減り、同26.2%減の2万699台と、3月としては最低だった。

 海外生産は同3.2%減の24万7500台。国内に比べてマイナス幅は小さかったが、部品不足の影響は海外にも波及しつつある。ホンダは「米国では4月の下げ幅が大きくなる可能性がある」とみている。このため、国内外の4月の生産台数は3月を上回る大幅なマイナスとなる可能性が高まっている。

 同日発表されたスズキの3月の国内生産は前年同月比60.2%減の4万1790台、マツダは同53.6%減の3万9887台、富士重工業は同64.9%減の1万6530台、ダイハツ工業は同57.3%減の2万8091台と、軒並み大幅な減少となった。スズキ、富士重、ダイハツはいずれも3月としては過去最大の下げ幅を記録した。

 トヨタ自動車と日産自動車、三菱自動車は同日午後に生産実績を公表する。

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