2011年4月24日12時6分
眠れない日々が続いています。被災地は? 原発は? と。チェルノブイリを機に反原発ライブを企画したりしてはいたけれど、自分の中で「反原発」は当然になりすぎてて、むしろ声をちゃんと上げていなかったような。子どもたちの世代に責任を感じています。
阪神淡路大震災の時、避難所に連日通っていた頃に作った「満月の夕(ゆうべ)」を、最近ネット公開しました。音楽にできることは「まだ先」と思っていたけれど、動画サイトでこの曲を聴いた被災地の人が「地震後、初めて泣くことができた」と書いてくれて、逆に背中を押されて励まされました。
今、着地しない思いが胸中にあります。被災した「あなた」へ簡単に言葉は出てこない。この欄も「生きていく私たち」ならしっくりくるけど。「被災していない私たち」こそ頑張らないとね。次世代エネルギーなど、「新しい生き方」が求められてるのも我々自身。ここから本当にこの国は変わらないと。